世界大百科事典(旧版)内の免許制度の言及
【資格制度】より
…後者には民間団体の設定するものもあるが,大部分は企業内資格制度である。
[公的な資格制度]
近代社会では一般に職業選択の自由が保障されているが,その例外として,放任すると人体や財産に危害を与えるおそれのある領域などについて,一定要件を備える者にのみ就業あるいは営業を認める制度を公的な資格制度(領域によっては免許制度)という。医療に従事するには医師免許状が,船舶職員たるには航海士,機関士の資格が,自動車の運転には自動車運転免許証が,小学校・中学校・高等学校の教師たるには教育職員免許状が,一定要件以上の建築物の設計者たるには建築士の資格が,それぞれ要求されるなどがその例である。…
※「免許制度」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」