兎飛び(読み)うさぎとび

世界大百科事典(旧版)内の兎飛びの言及

【験競べ】より

…修験者どうしが相手を決めて互いに法術を尽くし,身についた験力の優劣を競うもの。修験者は山岳に入って苦行を重ね,験力を体得するものと考えられたので,いつでも効験を競うことができたが,とくに入峰(にゆうぶ)修行の後にその力を試す験競べが恒例行事として行われた。比叡山,大峰山,熊野山,羽黒山,彦山などのそれが古来有名で,これらは3人ずつあるいは10人ずつと,左右に分かれて,順番に験を競い,全体の勝敗数をもって左右両組の勝負を決めた。…

※「兎飛び」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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