兎鼈歌(読み)とべつか

世界大百科事典(旧版)内の兎鼈歌の言及

【パンソリ】より

…朝鮮の民俗芸能の一つで,物語に節をつけて歌うもの。唱劇,劇歌とも呼ぶ。李朝後期,18世紀初め朝鮮の中部以南に生じた。その起源については諸説があるが,叙事巫歌あるいは民間に伝承されていた説話を歌唱化したものという説が有力である。それがパンソリに発展したのは,商業の発達や富裕な平民層の出現など,変動期にさしかかった当時の社会に,儒教道徳の呪縛から自由な面白い芸能を求める気運があったと同時に,興行が成功する経済的な基盤ができていたからである。…

※「兎鼈歌」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む