兜銜山(読み)とうかんざん

世界大百科事典(旧版)内の兜銜山の言及

【ユチュケン[山]】より

…モンゴルのハンガイ山脈南東部,オルホン・セレンガ両河の河源地帯にある山の古名。匈奴(きようど)の兜銜山(とうかんざん)(《漢書》による)もこれを指すか。突厥(とつくつ)やウイグルなど,シャマニズム信仰者としてのテュルク系諸民族が,天神や祖先の馮(よ)る聖山とみなし,さらにその周辺の豊かな牧地に牙帳をおいてこの一帯を政治・経済の中心とした。…

※「兜銜山」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android