世界大百科事典(旧版)内の入鹿新田の言及
【入鹿池】より
…旧村移転によって溜池を築いた大池の例としては数少ないものの一つである。池完成後の効果は,原野の開発800余ha,石高6830余石に達し,後ながく,入鹿池の疎通によって開かれた〈入鹿新田〉は,多くの古村の村々に接し,あるいは独立に〈入鹿新田〉として幾ヵ所も地図上に別記されている。これに古くからの灌漑反別(元からの水田で,池の築造後に新しく入鹿池の灌漑を受けるようになったもの)とを合して1万5310余石の灌漑区域となる。…
※「入鹿新田」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」