世界大百科事典(旧版)内の全国憲章協会の言及
【チャーチスト運動】より
…また11月には追いつめられた一部のチャーチストがニューポートで蜂起したが,これも鎮圧された。 第2段階(1840‐42) 組織の弱さが敗北を招いた点を反省して,40年7月に全国組織を目ざす全国憲章協会National Charter Associationがマンチェスターで結成され,中産階級は脱落して運動は労働者的性格をより鮮明にして復活した。協会員は42年初期には4万人を超え,5月その組織力を背景に331万人の署名をもつ第2次請願書を議会に提出したが,ホイッグ党T.B.マコーレーやJ.ラッセルの反対にあい,287対49で再び否決された。…
※「全国憲章協会」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」