世界大百科事典(旧版)内の全国水平社青年同盟の言及
【水平社】より
…地方水平社の数は1922年に3府5県約60社であったが,23年末に3府27県300社,25年には703社と急増した。1923年に全国水平社青年同盟が結成され,運動の発展にともなって,部落差別は政治・経済・社会的関係に根ざすことが明らかにされ,部落の差別を存続させている社会組織そのものの糾弾へと向かうようになった。こうして水平社運動は行政や軍隊の差別を糾弾しつつ,労働者・農民の階級闘争との結合をはかろうとした。…
※「全国水平社青年同盟」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」