世界大百科事典(旧版)内の全国青年問題研究集会の言及
【青年団】より
…60年代以後,農業青年の激減,青年の賃労働者化によって,農村を基盤としていた青年団は団員が減少しているが,地域の勤労青年の自主的な集団としてスポーツや演劇などのレクリエーション・文化活動,さらに公害問題や奉仕活動など地域の課題にとりくむ活動が行われている。全国組織として,1951年に結成された日本青年団協議会(略称,日青協)があり,55年から年1回全国青年問題研究集会が催され,青年団活動の交流や研究が行われている。近年は脱農化にともない会員数が減少し,79年時点で約38万人が加盟していたが,96年には約20万人になっている。…
※「全国青年問題研究集会」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」