世界大百科事典(旧版)内の全般強直間代発作重積状態の言及
【癲癇】より
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[癲癇発作重積状態]
意識を回復する間もなく発作が反復したり,発作が異常に長く続く状態をいう。全般強直間代発作(大発作)重積状態では,しだいに半側痙攣や頓挫型の発作に移行するが,これは発作の軽快ではなく,脳の疲弊や脳浮腫を示す。40℃もの高熱,大脳の嵌頓(かんとん)ヘルニアによる瞳孔左右不同症をみるに至り,死亡する。…
※「全般強直間代発作重積状態」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」