全通甲板(読み)ぜんつうかんぱん

世界大百科事典(旧版)内の全通甲板の言及

【商船】より

…17世紀に入ると,北アメリカ大陸やアフリカとの間の移民や商品の輸送が大西洋を中心に活発化し,海と植民地をめぐる争いも激化した。19世紀前後からの船は船型が平らになるとともに,甲板全体が船首から船尾につながった全通甲板が採用され,砲や貨物が多く積める構造になっていた。この時代は帆船の全盛であるが,蒸気船が発明されたのもこのころである。…

※「全通甲板」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」