《八千頌般若経》(読み)はっせんしょうはんにゃきょう

世界大百科事典(旧版)内の《八千頌般若経》の言及

【般若経】より

…そこから従来の部派仏教に対しては厳しい批判的な態度をとる。般若経典のうち,最も古く基本的なものは《八千頌般若経》で,紀元前後ころから1世紀の半ばころまでに成立したと考えられている。すでに2世紀に支婁迦讖(しるかせん)により《道行(どうぎよう)般若経》として漢訳されたほか,クマーラジーバ(鳩摩羅什(くまらじゆう))訳《小品(しようぼん)般若経》など,計5回にわたり漢訳されている。…

※「《八千頌般若経》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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