八窓軒(読み)はっそうけん

世界大百科事典(旧版)内の八窓軒の言及

【八窓席】より

…景趣をつくるという視覚的な効果を意図し,一つの壁面に集中的にあけるなどして窓を多くとり入れる態度は千利休の茶室にはみられなかったが,古田織部や遠州たちの作風に顕著な特色であり,この傾向は金森宗和の作風においてさらに強調され,また茶室の新しい時代的傾向に発展した。八つの窓をもつ茶室は八窓軒とか八窓庵と称され,織部や遠州の好みと伝えられるものが多いが,金地院八窓席のように八窓に満たないものも含まれる。代表的な遺構として,札幌市中島公園内の八窓庵(伝遠州好),奈良国立博物館苑内の八窓庵(伝織部好),曼殊院八窓軒(伝不詳),桂離宮松琴亭茶室(伝遠州好)などがある。…

※「八窓軒」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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