公卿座(読み)くぎょうざ

世界大百科事典(旧版)内の公卿座の言及

【宜陽殿】より

…内裏内の御物の収蔵施設はこのほかにもあるが,《西宮記》によれば,累代の御物は宜陽殿に,恒例の御物は校書殿の蔵人所と綾綺殿(りようきでん)に,紙御屛風は仁寿殿(じじゆうでん)に収蔵したという。西廂は公卿座とよび,紫宸殿で行事のある際公卿の座となり,また天皇の出席しないときの節宴を行うことがあった。東廂には大臣宿と上官侍があるが,878‐881年(元慶2‐5)に善淵愛成らがここで《日本書紀》の講書(日本紀講筵(こうえん))を行ったのが有名である。…

※「公卿座」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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