世界大百科事典(旧版)内の公用稲の言及
【正税】より
…天平期のものは20余通が《正倉院文書》として残っている。734年(天平6)以前には正税のほかに郡稲,公用稲,駅起稲などの雑多な官稲が独立財源として設定されており出挙の利息で独自の費用をまかなっていたが,この年にほとんどの雑官稲は正税に一本化されることになった。このとき混合から除外された駅起稲なども739年に混合された。…
※「公用稲」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」