六原扇状地(読み)ろくはらせんじょうち

世界大百科事典(旧版)内の六原扇状地の言及

【北上盆地】より

…盛岡市以南の沖積低地の西側は,一段と高い河岸段丘や扇状地が発達し,奥羽山脈の断層崖に続いている。中でも胆沢(いさわ)扇状地や六原扇状地は有名で,9世紀初めにはこの扇状地や台地の末端に胆沢城志波(しわ)城が築かれ,沖積地とともに早くから東北開発の拠点となった。また,江戸時代の北上川は船の交通路として利用され,さらに奥州道中もこの盆地を南北に通じていたため,現在の一関,水沢,岩谷堂(江刺市),黒沢尻(北上市),花巻,日詰(紫波(しわ)町),盛岡などのおもな都市群は,街道筋の宿場町や河港集落を母体として発展した。…

※「六原扇状地」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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