六昆(読み)りくこん

世界大百科事典(旧版)内の六昆の言及

【ナコーンシータマラート】より

…伝統芸能としては影絵芝居(ナン)が有名で,水牛の皮で作られる影絵人形の生産が盛んである。ナコーンシータマラートは古くスリウィジャヤ王国時代から重要な位置を占め,外国にはリゴールLigor(六昆)として知られていた。すでに13世紀末にスコータイ朝はこの地域に政治的支配を及ぼしていた。…

【リゴール】より

…この習慣はラタナコーシン朝に入っても続き,ようやく1900年になって廃止された。リゴールは日本の史料では〈六昆〉と記されており,17世紀末には〈六昆〉からの貿易船がしばしば長崎に来航したことが知られている。1630年アユタヤ王の家臣山田長政は,リゴール国王に任じられ,アユタヤ在住の日本人とともに赴任したが,のち謀略によって殺害されたという。…

※「六昆」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android