六朝風(読み)りくちょうふう

世界大百科事典(旧版)内の六朝風の言及

【書】より

…また,このころ市河米庵門下の中林梧竹は北京におもむき,楊守敬の師,潘存(はんそん)について同じく北魏の書法を学んだ。かくして一般に六朝風と呼ぶ北魏の書の研究が急速に進み,唐様書家の書風に大きい変化をもたらした。日下部鳴鶴の弟子,比田井天来(ひだいてんらい)(1872‐1939)は碑法帖など広く研究を進め,書学院を開いて多くの子弟を養成し,現代書道界に与えた影響が大きい。…

※「六朝風」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」