世界大百科事典(旧版)内の共同体的土地所有の言及
【土地所有】より
…〈土地所有〉は,そのような人間と土地との結びつき方の一つであるが,歴史的にみれば,社会の発展段階に照応するさまざまな形態がある。それらを世界史的視点からおおまかに分けてみるならば,(1)(原始)共同体的土地所有,(2)奴隷制的土地所有,(3)封建的土地所有,(4)農民的土地所有,(5)近代的土地所有,(6)社会主義的土地公有の六つになる。 (1)および(6)は,土地が社会全体の所有に属し,特定の個人もしくは団体のものではないという意味では,むしろ〈所有〉ではないといってもよい。…
※「共同体的土地所有」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」