世界大百科事典(旧版)内の共済制度の言及
【保険】より
…リスクにさらされた人が,保険団体を形成して,自己の所定のリスクを,大数の法則を応用して計算された保険料の形に変え,これに移転しプールすることによって,偶然な事故発生の場合に損害・損失が保険団体から補償される経済制度である。リスクとは事故により損害・損失を受ける可能性(あるいは不確実性)がある状態をいう。偶然な事故には,発生の可能性はあるが必ず発生するとは予測できないもの(自動車事故,火災等)と,必ず発生するもののその時期は予測できないもの(死亡等)がある。…
※「共済制度」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」