兵糧パン(読み)ひょうろうぱん

世界大百科事典(旧版)内の兵糧パンの言及

【携帯食糧】より

…軍事行動中の予備食としての乾パンを最初に研究試作したのは伊豆韮山(にらやま)代官の江川太郎左衛門で,1842年(天保13)のことだという。当時乾パンは兵糧パンと呼ばれ,その後諸藩もこれにならって兵糧パンをつくった。1877年の西南戦争のさい,官軍は乾パン,鰹節のほかに,予備食としてビスケットを用い,日清戦争からは肉の缶詰が加わり,携帯口糧と呼ばれるようになった。…

※「兵糧パン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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