世界大百科事典(旧版)内の内嗅野の言及
【海馬】より
…海馬の領域範囲は外見上はっきりしているが,隣接域との境界は必ずしも明確ではなく,〈海馬形成〉とか〈海馬領域〉とかいう名称が,固有の海馬に歯状回や海馬台(海馬支脚)を含めて,通常用いられている。また,隣接域である梨状葉皮質後部にあたる部分を内嗅野といい,ここも〈海馬領域〉に含められる。海馬の構造は,新皮質にくらべて単純であり,表層から,海馬白板,内叢状層,錐体細胞層,放射状層,分子層(外叢状層)に分けられる。…
※「内嗅野」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」