内道場真言院(読み)ないどうじょうしんごんいん

世界大百科事典(旧版)内の内道場真言院の言及

【内道場】より

…これらは内道場に相当するが,《続日本紀》にみえる玄昉(げんぼう)と道鏡の伝記(天平18年(746)6月18日条,宝亀3年(772)4月7日条)にも内道場がみえ,両者は内道場を主宰して権勢を得た。空海は834年(承和1)唐の内道場に擬して真言院を置くことを奏請して許され,勘解由使(かげゆし)庁が内道場真言院とよばれ,空海は翌年正月ここで後七日御修法を営み,玉体安穏・五穀豊穣を祈り,この御修法は以後ながく恒例とされた(《続日本後紀》《東寺長者補任》《公事根源》)。【井上 薫】。…

※「内道場真言院」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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