内鮮協和会(読み)ないせんきょうわかい

世界大百科事典(旧版)内の内鮮協和会の言及

【協和会】より

…日本の朝鮮植民地支配の時期,在日朝鮮人に対する内務省,警察当局を中心とした統制機関。1920年代はじめ在日朝鮮人の失業,人権侵害などの社会問題への対策として大阪府,神奈川県などが〈内鮮協会〉〈内鮮協和会〉をつくってその〈補導〉,取締り,同化につとめた。36年,大阪府における在日朝鮮人対策の経験を基礎として厚生省は予算措置を講じ全国的に各府県協和会をつくっていき,39年6月にはその統轄機関としての中央協和会を結成した。…

※「内鮮協和会」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む