円弧状三角州(読み)えんこじょうさんかくす

最新 地学事典 「円弧状三角州」の解説

えんこじょうさんかくす
円弧状三角州

arcuate delta

平面形態で分類した三角州の一種。分岐した複数の流路に沿う自然堤防の間が埋積され,全体として海岸線が円弧状を示す。流路に沿う自然堤防の伸長が,河口部の水深の増大や沿岸流・波食作用で抑えられると,自然堤防間が埋積される。ナイル川の三角州がその典型。日本では江戸川・多摩川の三角州がこの例。

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参照項目:三角州

出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の円弧状三角州の言及

【三角州】より

…また二つ以上の自然堤防状突出部の間が埋積されて陸化すると,海岸線は河口を連ねた円弧状となる。このような三角州は円弧状三角州とよばれ,ナイル川三角州やニジェール川三角州にその典型をみる。日本でも,東京湾に注ぐ多摩川や小櫃川,干拓以前の岩木川(青森県)の三角州などが円弧状三角州の例としてあげられる。…

※「円弧状三角州」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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