世界大百科事典(旧版)内の円形土の言及
【構造土】より
…土中の礫(れき)がより分けられて模様を作っているものを礫質構造土,土中に礫を含まないか,あっても淘汰が不良で,土が模様を作っているものを土質構造土,植物に覆われたものを植被構造土として区別する。さらに平面形によって円形土,多角形土,網状土,縞状土,階状土に分け,双方を組み合わせて礫質階状土,土質多角形土,植被円形土などと呼ぶ。その大きさは凍結深度の浅い熱帯山地や,日本のような温帯山地で小さく,直径または幅が数cmから1m程度のものが多いが,アラスカやシベリアの永久凍土地帯には,1辺が数十mの巨大多角形土が分布する。…
※「円形土」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」