世界大百科事典(旧版)内の円筒形プラグゲージの言及
【ゲージ】より
…機械工作で一つの部品を作るのに,部品に許容しうる最大寸法を基準とした測定端面と,同じく最小寸法を基準とした測定端面とをもつゲージを限界ゲージといい,測定の標準として用いるゲージを標準ゲージという。円板ゲージは円板の直径で長さを示し,円筒形プラグゲージ,ころゲージは円柱の直径で示し,板プラグゲージ,平プラグゲージは円柱の一部を測定面にもち,その直径で示す。長いものは棒ゲージで,その測定端面に平面,円筒面,球面をもつものが用いられている。…
【限界ゲージ】より
…図2は各種の限界ゲージである。穴用限界ゲージでは,寸法が比較的小さいものに対しては円筒形プラグゲージが用いられ,それより大きい寸法のものに円筒の一部を測定面とする平形プラグゲージ,または板プラグゲージ,さらに大きい寸法のものに棒ゲージが用いられる。軸用限界ゲージでは,比較的小さい寸法や薄肉の部品にリングゲージを,やや大きい寸法の部品にはC形板はさみゲージを用いる。…
【端度器】より
…端面は平面,円筒面,または球面のいずれかである。ブロックゲージやマイクロメーター基準棒のような平行な平端面をもち,かつ断面が長方形,または円形の平行端度器,測定面が完全な円筒形の円板ゲージや円筒形プラグゲージ,測定面が円筒の一部からなる円筒端バーゲージや平プラグゲージ,球の測定面をもち断面が円形の球面棒ゲージなどがある。これらを単にゲージともいう。…
※「円筒形プラグゲージ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」