再生儀礼(読み)さいせいぎれい

世界大百科事典(旧版)内の再生儀礼の言及

【王】より

…彼らにとって時間とは流れる一方ではなく,汚れ,力を失ってはまた新たによみがえる,その繰返しなのである。同じような王の再生儀礼が,ジュクン王国では3年ごとに行われていた。ここでは王など聖なるものが入る空間と,それ以外の俗なる空間という二つの対立する空間に分けたうえで儀礼が行われ,通常入ってはならぬ女性が,この儀礼のときだけは聖なる空間に入って王のよみがえりを導く。…

※「再生儀礼」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android