世界大百科事典(旧版)内の冬コムギの言及
【コムギ(小麦)】より
…日本産のコムギ品種では,千粒重は20~40g,外国の品種には大粒のものが多く,60g以上に及ぶものもある。
[品種]
コムギは秋にまいて幼植物で越冬してから,春に出穂する秋まき性品種(冬コムギ)と,春に播種して,夏までに出穂結実する春まき性品種(春コムギ)とに区別される。秋まき性品種は,低温にあって初めて穂の分化・出穂に必要な生理的体制を獲得するもので,この過程を春化(バーナリゼーション,春化処理)という。…
※「冬コムギ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」