世界大百科事典(旧版)内の凍結坊主の言及
【周氷河地形】より
…融凍攪拌作用によるものは凍土現象として一括される。構造土や岩屑が薄く平たん地をおおう石畳,草や矮小灌木におおわれた径1m前後,高さ数十cmの凍結坊主とよばれる半球状の土の高まりは,地表条件の違うところに類似の作用が働いてできたものである。斜面にはソリフラクションの前面が高さ数十cmの微起伏をもって舌状にのびたソリフラクションローブsolifluction lobe,数mm以下の細粒物質と数cm大の岩片が互層をなす成層斜面堆積物が分布する。…
※「凍結坊主」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」