処士横議(読み)しょしおうぎ

世界大百科事典(旧版)内の処士横議の言及

【草莽】より

…これは吉田松陰を典型として唱えられ,1860年代の志士輩出の要因となる。〈草莽崛起〉論による運動は,脱藩浪士と豪農商出身の志士を中心的担い手とし,まず身分的制約をこえて国事を談じ政局に関与しようとした〈処士横議〉から,天誅さらに集団的蜂起へと展開をみせた。蜂起には一般農民層を動員したが,しばしば彼らの離反にあい,中央政局でも尊王攘夷運動の敗退とともに力を失い,明治初年には敗者の姿で立ち現れる。…

※「処士横議」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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