刀禰職(読み)とねしき

世界大百科事典(旧版)内の刀禰職の言及

【刀禰】より

…保の刀禰は検非違使(けびいし)によって任命され,非違の検察,土地の売買の保証(保証刀禰という)などにあたった。なお,11世紀半ばころから保刀禰は刀禰職(しき)として補任され,世襲されるようになる。一方,村落の刀禰(在地刀禰ともいう)としては9~11世紀に郷刀禰,村刀禰の称がみられ,土地の売買の保証,あるいは山野の領有・用益をめぐる紛争に際して境界などを勘申した。…

※「刀禰職」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む