世界大百科事典(旧版)内の分断化淘汰の言及
【自然淘汰】より
…これが進化のしくみとなるわけである。第3は分断化淘汰と呼ばれるもので,いくつかの〈少数派〉の生存確率が高く,その結果,種の形質は多型化していく(例えば暗色型と淡色型というように)。 自然淘汰は個体間のものであるから,そのままでは,自己の生存確率を下げるような形質(とくに他個体の生存確率を高める利他的行動)を発展させることはできない。…
※「分断化淘汰」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」