切続紙(読み)きりつぎがみ

世界大百科事典(旧版)内の切続紙の言及

【巻紙】より

…全紙の和紙を横半截した切紙を幾枚も横につないで巻いたもので,近世・近代に書状の料紙として広く用いられた。室町時代の末,近世初頭に折紙を折目で半截して横にはりついだ切続紙(きりつぎがみ)が現れ,これが近世に入って発展し巻紙となった。巻紙を用いて書状をしたためる場合,巻紙を巻いたまま左手にもち,宙に浮かせて順次紙をくりのべつつ右手の筆を走らせるのが,正式の書き方である。…

※「切続紙」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

生命維持活動に必須なエネルギーの獲得や,成長に必要な有機材料を合成するために生体内で起るすべての生化学反応の総称。複雑な分子を単純な分子へ分解してゆく過程でエネルギーを獲得する分解代謝または異化 (カ...

代謝の用語解説を読む