切込みはぎ(読み)きりこみはぎ

世界大百科事典(旧版)内の切込みはぎの言及

【石垣】より

…江戸時代に入るころには,正面から見て石材相互の間にほとんどすき間のない石垣が作られるようになる。そのようなすき間のない石垣の工法を切込みはぎと呼び,それに対してまだすき間のあるものを打込みはぎと呼んだ。石垣のこう配の形状も,野面の時期には直線であったが,高さが高くなるにつれて,重量を垂直方向からしだいに水平方向へと伝えてゆくために,弓状のたるみを持たせ,上部は防御のために垂直に近くしたものが作られた。…

※「切込みはぎ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む