刊語(読み)かんご

世界大百科事典(旧版)内の刊語の言及

【木記】より

…現在日本の書物が奥付という木記と似た表示を行うのは,第2次大戦中まで,法令がそれを規定していたものが,慣習として定着したためでもあるが,その形式そのものが木記から発展したものであることも,また疑う余地がない。なお日本書誌学会では,上述の意味の一般用語としては刊記という術語を用い,時,場所,刊行者の名などのほかに,刊行の縁起などの記載が加わって長くなったものを刊語,刊記や刊語のうちとくにまわりに囲いのあるものを木記と呼ぶというように,ことばの使い分けをすることを提唱している。この場合,牌記は刊記や刊語のではなく,木記だけの別名である。…

※「刊語」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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