別段新聞(読み)べつだんしんぶん

世界大百科事典(旧版)内の別段新聞の言及

【号外】より

…しかし,DDX(デジタル通信網)化による家庭ファクシミリの普及は,新聞社や通信社からの新しいタイプの個別号外サービスが可能になることを示しており,faxcastingとかteletextという新語も生まれている。日本における最初の号外は,1868年(明治1)5月16日,上野の彰義隊の戦闘を伝えた《中外新聞》の〈別段新聞〉と呼ばれるものだった。〈大総督府より左の通り御内達ありしよし風聞の儘写し留む〉として,官軍の攻撃,湯島通りの出火,大雨の中の砲声を速報している。…

※「別段新聞」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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