世界大百科事典(旧版)内の制動停止視距の言及
【道路】より
…厳密には車線または車道の中心線上1.2mの高さから,その車線の中心線上にある高さ10cmの物体の頂点を見通せる距離と定義される。急な曲線部や地下道で路面上にある障害物や自動車を発見して制動停止する場合(制動停止視距)や,低速の自動車を追い越す場合(追越し視距)など,十分安全な距離を前方に見通しうることが必要で,視距は道路の幾何学的構造を決定する重要な要素となっている。必要とされる視距は,運転者の反応挙動,タイヤと路面の摩擦,走行車両と対向車両の速度により決まる。…
※「制動停止視距」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」