世界大百科事典(旧版)内の制御タンパク質の言及
【補体】より
…すなわち,補体のC3からC9までの成分は,C1,C4,C2に続いて反応する場合と,B因子,D因子,C3,プロペルジンなどに続いて反応する場合とがあることが明らかになってきた。そこでこれまでの補体の定義は,B因子などの反応因子と後述する制御タンパク質なども含めたものへと拡大され,補体系と呼ばれるようになった。そしてC1から始まってC9へと反応が進むとき,この反応は昔の補体の定義に一致する反応であるので,古典経路で補体系が反応または活性化されたという。…
※「制御タンパク質」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」