制限直積(読み)せいげんちょくせき

世界大百科事典(旧版)内の制限直積の言及

【直積】より

の部分集合(有限個のλを除いてaλは単位元)はの正規部分群となる。これを{Aλλ∈Aの制限直積という。各Aλが環のとき,(……,aμ,……,aλ,……)+(……,bμ,……,bλ,……)=(……,aμbμ,……,aλbλ,……),(……,aμ,……,aλ,……)(……,bμ,……,bλ,……)=(……,aμbμ,……,aλbλ,……)で算法を定めればは環になる。…

※「制限直積」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」