世界大百科事典(旧版)内の剃刀菜の言及
【コウゾリナ】より
…サハリンから九州の山野の路傍などに普通にみられ,ざらざらした葉や茎と鮮やかな黄色の頭花が特徴的なキク科の二年草(イラスト)。ざらつくのは褐色の剛毛が生えているためで,顔剃菜(かおぞりな)あるいは剃刀菜(かみそりな)が転じてコウゾリナとなったといわれる。ロゼットで越冬し,根出葉はへら形でタンポポに似ており,切るとやはり白い乳液が出るが,剛毛があるので区別できる。…
※「剃刀菜」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」