剝土比(読み)はくどひ

世界大百科事典(旧版)内の剝土比の言及

【採鉱】より

…とくに,比較的低品位で大規模な鉱床をこの方式で採掘する例が多く,世界の大鉱山といわれるものの大半は露天採掘鉱山といってよい。 露天採掘を決定する要因の一つに剝土比がある。これは鉱石1tを採掘するに必要な剝土・剝岩の量(容積で表す場合もある)であるが,この値が,採掘した鉱石の価値と鉱石プラス余分に掘りとられる土石の採掘に要する費用との差,すなわち鉱石の採掘によって得られる収益を決定する要因であることは容易に理解されるところである。…

【露天掘り】より

…この作業を次々と繰り返しながら採掘を継続する方式である。
[露天掘りの成立要因]
 露天掘りが成功するかどうかを決める第1の要因は鉱床の深さであるが,その可能性を示すものとして剝土比(はくどひ)という語がよく使われる。単位の鉱石を採掘するのにどれだけの廃土石を採掘しなければならないかを示すもので,で表される。…

※「剝土比」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

一度利用した製品を捨てずにそのまま再使用すること。ごみの削減に重要だとされる「3R」の一つで、衣類・服飾品や家電などさまざまな品目が取り扱われている。リユース商品の専門店やイベント、フリーマーケット...

リユースの用語解説を読む