剣持要七(読み)けんもちようしち

世界大百科事典(旧版)内の剣持要七の言及

【剣持章行】より

…幕末の数学者。通称要七,または要七郎,字は成紀,予山と号した。上野国吾妻郡の沢渡の農家の出である。上野国板鼻の小野栄重(1763‐1831)に数学を学び,後に内田五観の門人となる。数学を好み,関東各地を遊歴して数学を教えた。北総鏑木で客死する。級数,不定方程式,整係数方程式,定積分表など,他の数学者の意表をつく考えを述べ,多くのくふうをこらした。刊行された著書は《探賾算法》(1840)など7冊にもなり,稿本の著書も多い。…

※「剣持要七」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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