世界大百科事典(旧版)内の副交感性パラガングリオンの言及
【パラガングリオン】より
…これらの細胞群は,クロム酸塩を含む固定液で処理すると黄褐色に着色するので,クロム親和性系に分類される。 副交感性パラガングリオンには,舌咽神経に沿う頸動脈小体carotid bodyと迷走神経に沿う大動脈小体aortic bodyがあり,化学受容器として働き,血液の酸素,二酸化炭素濃度の変化やpHの変動を受容する。実質細胞は電子密度大の顆粒を含むが,クロム親和性反応は陰性である。…
※「副交感性パラガングリオン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」