副交感神経系節前ニューロン(読み)ふくこうかんしんけいけいせつぜんにゅーろん

世界大百科事典(旧版)内の副交感神経系節前ニューロンの言及

【自律神経系】より


【副交感神経系】

[遠心性要素]
 副交感神経系の遠心性要素は,交感神経系のそれと同じく,節前ニューロンと節後ニューロンとの2者で構成されるが,節前繊維の長さに比較し節後繊維が極端に短いという点が特異である。すなわち,副交感神経系節前ニューロンの細胞体は,脳幹内における動眼神経副核,上および下唾液核,迷走神経背側核のいずれか,あるいは第2~4仙髄の高さの脊髄の内部に存在し,そこから出る神経突起が成人では約10cmから数十cmに至る長さの節前繊維をなす。一方,副交感神経系節後ニューロンの細胞体は,そのニューロンの支配下にある内臓諸器官の壁内もしくは近接部位に位置を占める副交感神経節の内部などに存在する関係上,節後繊維の長さは数mmからたかだか数cmでしかない。…

※「副交感神経系節前ニューロン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

4月1日の午前中に、罪のないうそをついて人をかついでも許されるという風習。また、4月1日のこと。あるいは、かつがれた人のこと。四月ばか。万愚節。《季 春》[補説]西洋もしくはインドに始まる風習で、日本...

エープリルフールの用語解説を読む