割引現在価値(読み)わりびきげんざいかち

世界大百科事典(旧版)内の割引現在価値の言及

【金利】より

…いま元金をP,満期時までの期間をn,単位期間当りの利子率をrとすれば,満期時における元利合計Sは,単利法によればSP(1+rn),複利法によればSP(1+r)nと計算される。また将来時点における資金の現在時点における評価額は割引現在価値と呼ばれ,元利計算の逆である割引計算によって算出される。したがって将来時点(n期間後)における資金Sの割引現在価値Pは,単利法によればPS/(1+rn),複利法によればPS/(1+r)nと算出される。…

※「割引現在価値」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む