割当法(読み)わりあてほう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「割当法」の意味・わかりやすい解説

割当法
わりあてほう

「クォータ法」のページをご覧ください。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の割当法の言及

【抽出法】より

…抽出法にはいろいろな技法があるが,各構成要素を標本にするか否かを一定の確率法則に従う手段で決める方法を無作為抽出法(あるいは任意抽出法),確率的には決めない方法を有意抽出法(あるいは有意選択法)という。有意抽出法の代表的なものとしては,アンケート法,典型(調査)法,割当法などがあり,これらはそれぞれ目的や抽出法を異にする。アンケート法とは,当該の問題の専門家や関係者を適当な方法で選び一定の質問事項に対する意見を調査する方法である。…

【世論調査】より

…ギャラップはこのとき,全体の縮図となるような構成をもった標本(サンプル)を調べれば,たとえ数は少なくても正確な予測ができるという考えに立って,性,年齢,職業,地域などの指標に関して有権者全体の分布と等しい割合になるように,2000人のサンプルを選んだのである。これは〈割当法quota system〉とよばれる方法であるが,数をたくさん調べればそれだけ全体を予測するのに有利だという従来の考え方を,事実によって否定するものであった。しかし,トルーマンが当選した48年の大統領選挙では,ギャラップはデューイの当選を予想して失敗した。…

※「割当法」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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