世界大百科事典(旧版)内の創成法の言及
【歯切盤】より
…円筒や円板などの外周面,内周面,あるいは端面に歯(歯形)を削り出すのに用いられる。歯切盤での歯形の加工方法は創成法と呼ばれ,切削すべき歯車と正しくかみ合う歯車を刃物(歯切工具といい,その形態によりホブ,ピニオンカッター,ラックカッターなどと呼ばれる)とするもので,歯形をつけるべき工作物と歯切工具が互いにころがり運動を行い,その運動の軌跡の包絡線としてインボリュート,あるいはサイクロイド曲線を形成して歯形を削り出す。歯切盤には歯車の種類に対応して数多くの機種があり,平歯車の加工に用いられるホブ盤,歯車形削り盤はその代表的なものである。…
※「創成法」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」