劉徳仁(読み)りゅうとくじん

世界大百科事典(旧版)内の劉徳仁の言及

【真大道教】より

…中国,道教の宗派の一つ。金代の初め,道士劉徳仁によって開宗され,大道教と称した。その立教の精神は,君に忠,親に孝,人に対して誠であれ,邪淫勢利を避け,清静を守り貧賤に安んじよ,賭博や盗みを犯すな,葷(くん)酒を飲食せず,虚心であって足ることを知れなどという9ヵ条からなる儒仏道の三教を混合した平易な日常的道徳の実践として示され,たちまち大衆の間に広がり,元代の第5祖酈希成(れききせい)の時,憲宗の信任を得て,真大道教と名のることを許された。…

※「劉徳仁」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む