劉猛将(読み)りゅうもうしょう

世界大百科事典(旧版)内の劉猛将の言及

【バッタ(蝗)】より

…また飛蝗の害は大戦乱のあとに発生することが多かったので,戦死した兵卒の冤魂(えんこん)が飛蝗に化するなどともいわれ,7月の中元節前後には,成仏できない亡者の冥福を祈って〈目連戯〉が上演された。各地には,飛蝗を駆除する農事神〈駆蝗神〉も祭られたが,よく知られているのは,江蘇・浙江地方を中心とする〈劉猛将(りゆうもうしよう)〉と河北地方の昆虫を統べる〈虫王爺(ちゆうおうや)〉である。劉猛将は,清の雍正(1723‐35)初年には江南各県に廟宇(びようう)が建てられ,正月13日に祭礼がいとなまれたという。…

※「劉猛将」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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