世界大百科事典(旧版)内の力学視差の言及
【視差】より
…現在知られている中で視差のもっとも大きい恒星はケンタウルス座プロキシマ星で,0.″750である。地上観測で視差決定の限界は0.″01までであり,これ(100パーセク)より遠い星の距離を決定するには,連星系の軌道周期からきめる力学視差,ケファイド変光星の変光周期からきめるケファイド視差,スペクトル型からきめる分光視差など間接的な方法による。太陽系内の天体の場合には地球の自転による視差,すなわち地心視差(日周視差ともいう。…
※「力学視差」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」